スキンケア、日用品のラベルの読み方についてですが、通常、使用成分は多い順に記載されています。ラベルの成分リストを3分割して頂き、通常、頭の1/3が約90−95%、真ん中の1/3が約5−8%、最後の1/3は約1−3% の使用率が一般的な成分配合となります。
ほとんどの商品はまず、水が最初に記載されています。つまり、これは、水が主成分であり、水で薄められた商品であることがわかります。
その後、カタカタの自然由来成分(自然より由来された成分ですが、結局、加工をしているため、最終的な成分は、ほとんどが化学合成物質となります。)が続き、通常、真ん中から後半にかけ、ナチュラル原料、オーガニック原料を見かけることがよくあるかと思います。
つまり、成分のことがよくわからない消費者からすれば、前半の成分がわからなくても、後半より、ナチュラル、オーガニックっぽい原料を見かけるため、消費者の方は、てっきり全てがオーガニック、ナチュラルな商品と勘違いされる方が多くいるかと思います。
実際には、成分リストの中の真ん中から後半にかけ記載されている成分は、全体の配合率から考えますと、数%、もしくは、1%以下の配合率でしかない場合が多くあります。
また、多くの消費者の方は、表のパッケージングのデザイン、宣伝がいかにもナチュラル、オーガニックっぽくなっているため、てっきり100%ナチュラル、オーガニックと勘違いされ、商品を購入されているケースが多くあります。
商品の表のラベルは、あくまでマーケティングであり、真実は裏の成分リストに全て記載されているのです。